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擬態クリエイターについて

March 3, 2021

はじめまして。擬態をテーマに作品を作っています。コセコといいます。最初なので、擬態クリエイターがどんなものを作っているか、ざっと書こうと思います。擬態というと、生き物が植物そっくりに変身するアレ(https://ja.wikipedia.org/wiki/擬態)をイメージされると思うのですが、僕が作る擬態は、文字や地図といった日々の生活で見慣れた「もの」を擬態化します。どんな感じか、作品「肉する擬態地図」を交えて紹介します。

作品の例:肉する擬態地図

この作品は2016年に最初に作った作品で、地図がお肉に擬態する作品です。例えば、フィンランドの地図を例に挙げると、

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こんな感じの地図になっています。後で比較しやすいように、左を北にして横倒しにしています。南(右)の端にヘルシンキがありますね。ああ行きたい。そこで、この地図を赤く塗り、トレーとラベルを描き足してあげましょう。

フィンランドサーロインに変身

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すると、サーロインステーキに!フィンランドは本当に湖が多い国で、約18万個以上あるそうです。その湖の形も、霜降りの形に見えてきます。

フィンランドサーロインのディテール

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拡大したフィンランドの地図。ここにあるお肉のサシは、すべて実在し、そこで生活が営まれています。

地図上の形が、お肉の文脈では霜降りに見えたりする。そういったギャップの面白さを描いています。それを起点に様々なイラストレーションを展開します。

たくさん並べてスーパーの肉売り場に

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例えば、それを並べてスーパーマーケットのお肉売り場に見立てたり

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回転させて並べてしゃぶしゃぶのように見せたり

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さらにそれがたくさん並ぶと、フィンランドのお肉が洪水の如く押し寄せてきます。

この作品については、また次回に詳しく話そうと思っています。

こんな感じで私たちの身の回りにある何かに潜んでいる擬態を見つけ出し、可視化していく活動を行っています。

昆虫を期待されている方、ごめんなさい。あまりというかほぼ昆虫は出ません。これから、デザインにまつわる擬態の数々を紹介しつつ、各地でのアートブックフェア出店の話、海外での展示の話とかをしていく予定です。

これからどうぞよろしくお願いします!

コセコトモユキ

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